2012年05月24日

航空機映画 1

[ カテゴリー:映画との出会い

2005年、ハワード・ヒューズの生涯を描いた映画「アビエーター」の日本での公開時期近辺に「ステルス」、「フライト オブ フェニックス」という航空機映画の公開が重なり、航空機映画ブームの到来か・・・という時期があったが、いずれも大ヒットにはならならなかった。いずれ書こうと思っている西部劇同様、興業的には難しいジャンルのようだ。複葉機が飛び回る第一次世界大戦が背景の映画については、2011年、5月に公開された「レッド・バロン」はまだしも、2007年11月に公開された「フライボーイズ」にいたってはは東京では2館でのみの公開という扱いで、普段、行ったことのない渋谷の映画館まで足を運んだ。航空機映画で機会があれば鑑賞をおすすめする作品についもいずれ触れるが、ここで、紹介したい傑作が、正確には航空宇宙映画といえる「ライトスタッフ」。はじめて音速の壁を突破したチャック・イェーガーと米国最初の有人宇宙飛行を目的とするマーキュリー計画に宇宙飛行士として選ばれた7人の試練・活躍を描いた3時間の大作で名作として評価されている。ちなみにチャック・イエーガーが操縦し、1947年にマッハ1.015を記録した機体、X-1はその後、ヘリコプター専業会社になるベル社の前身であうベル・エアクラフト・コーポレーション。

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◎プロフィール

野田真吾
エアロファシリティー株式会社 顧問
ヘリコプターのエキスパート
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